冒険

フィンランド Nokia は2012年5月18日、同社の公式 Blog「Conversations by Nokia」で、Nokia Lumia 900 が頑丈に作られていることを示す動画を公開した。
Lumia 900 のボディはポリカーボネートの一体成形で、落下時の衝撃、こすり傷、へこみに強い構造になっているという。頑丈なのはボディだけではない。画面には、米国コーニング社による Gorilla ガラスが採用されており、こちらも非常にタフなものとなっている。
Nokia は Lumia 900 が頑丈であることを示すために、Nokia の品質管理エンジニア（QA エンジニア）により Lumia 900 の耐久テストを実施し、その模様をビデオで公開した。
同ビデオで QA エンジニアは Lumia 900 の画面に、ハンマーで釘を打ちつけている。
また、Lumia 900 をハンマー代わりに使い、板に釘を打ち込むテストも実施している。以前、「マイナス40度の世界では、バナナで釘が打てます」という CM があったが、実際にマイナス40度の世界を体験するのは一生のうち何度もないことだろう。その点、Lumia 900 を使えば常温でも釘が打てるのだから、これは便利だ。
どちらのテストを実施した後でも、Lumia 900 の画面に傷がつくことはなく、機能面でも問題はないことが示されている。
この Gorilla ガラスは 9to5 Mac が2012年3月、Apple が iPhone 5 で採用の見込みだと報じて話題になったものだ。この報道が事実だとすれば、今年の秋には iPhone の画面でも板に釘を打てるようになるかもしれない。
なお、Nokia は、利用者による同種の実験は避けるように呼び掛けており、同社の Blog には次の免責条項が記載されている。
「免責条項：このテストをご自身で実施しないでください。携帯電話機の誤った使用による故障は、保証の対象外となります」